日本
関税計算
海外のショップで買い物をすると、商品ページには出てこない税金が受け取り時に請求されることがあります。この計算機は、関税と輸入時の消費税(付加価値税)を見積もり、商品代金や送料と合算した「着地コスト」を事前に把握するためのものです。商品の価格、送料と保険料、品目に応じた関税率を入力すると、関税、輸入消費税、そして荷物を受け取るために実際に支払う総額が分かります。海外サイトで決済する前の最終確認や、国内で買う場合との損得比較にどうぞ。
Import VAT uses the destination standard rate. Couriers often add a clearance or handling fee, which is not included.
計算の仕組み
- 商品の価格と、送料・保険料を入力します。両者を足したものが課税価格になります。
- 品目に応じた関税率を入力します。税率は税関のサイトで品目分類ごとに調べられます。
- 関税は課税価格に対して計算されます。
- 輸入時の消費税(付加価値税)は、課税価格に関税を加えた額へ標準税率で掛かります。つまり関税の上に税が乗ります。
- 着地コストは、商品代金、送料、関税、輸入消費税の合計です。
関税 = (商品 + 送料) x 関税率、輸入消費税 = (商品 + 送料 + 関税) x 消費税率、着地コスト = 商品 + 送料 + 関税 + 輸入消費税
課税価格は商品代金に送料と保険料を加えたものです。関税は、この課税価格に品目別の税率を掛けて求めます。輸入時の消費税(付加価値税)は、課税価格に関税を足した額へ掛かるため、商品代金だけを基準にした場合より少し大きくなります。商品、送料、関税、輸入消費税をすべて足し合わせたものが、荷物を受け取るのに実際に必要な着地コストです。
- 商品 + 送料
- 関税の基準になる課税価格
- 関税率
- 品目分類(HSコード)で決まる税率
- 消費税率
- 輸入国の標準的な付加価値税率
輸入コストの参考情報(日本)
| 輸入時の消費税 | 10% | 酒類を除く飲食料品は8% |
| 少額免税のライン | 課税価格1万円以下 | 革製品やニット衣類など対象外の品目があります |
| 個人使用目的の輸入 | 課税価格は海外小売価格の約60% | 商用の輸入とは扱いが異なります |
| 簡易税率 | 課税価格20万円以下に適用 | 品目を大くくりにした税率表 |
計算例
商品200、送料20、関税率5%、付加価値税率20%の国へ輸入する場合: 関税は11(課税価格220の5%)、輸入時の付加価値税は46.20(231の20%)です。すべて合計した着地コストは277.20となり、表示価格の200を大きく上回ります。
Key facts
- 輸入消費税は課税価格に関税を加えた額へ掛かるため、関税そのものにも税が乗る構造です。
- 送料と保険料は課税価格に算入されるので、関税と消費税の両方を押し上げます。
- 関税率は品目分類で決まるため、同じ金額の荷物でも中身が違えば税額は変わります。
- 関税、消費税、手数料を足し上げると、着地コストは表示価格をはるかに超えることがあります。
Tips
- 品目のHSコードを税関のサイトで調べると、現実的な関税率が分かります。
- 配送業者の通関手数料は別払いなので、金額が判明している場合は総額へ自分で加えてください。
- 少額免税の条件は各国で変更や縮小が相次いでいるため、購入前に最新の基準を確かめましょう。
- 着地コストを国内価格と並べてから、海外の「お買い得」が本当に得かを判断してください。
商品200 + 送料20、付加価値税20%の場合の着地コスト
| 関税率 | 関税 | 輸入消費税 | 着地コスト |
|---|---|---|---|
| 0% | 0.00 | 44.00 | 264.00 |
| 5% | 11.00 | 46.20 | 277.20 |
| 12% | 26.40 | 49.28 | 295.68 |
| 20% | 44.00 | 52.80 | 316.80 |
よくある質問
少額なら課税されない基準はありますか?+
国によって異なり、しかも見直しが続いています。日本では課税価格1万円以下の貨物について原則として関税と消費税が免除されますが、革製品など対象外の品目もあります。最新の条件は税関で確認してください。
配送業者の手数料は含まれますか?+
含まれません。通関の立替えや取扱いに対して、業者独自の手数料が別に掛かるのが普通です。金額が分かっている場合は、着地コストへご自身で足してください。
正しい関税率はどう調べればよいですか?+
関税は品目分類(HSコードなど)で決まります。日本では税関の実行関税率表で検索でき、課税価格20万円以下の少額輸入には簡易税率が使われることもあります。いちばん近い品目を選べば現実的な率が得られます。
なぜ関税にまで消費税が掛かるのですか?+
多くの付加価値税の仕組みでは、輸入時の税は貨物を持ち込むための総コストに対して計算されるからです。そのため課税ベースは商品代金だけではなく、課税価格に関税を加えた額になります。
Things to watch
- 概算にすぎません。免税基準、品目別の税率、適用条件は変わるため、最終確認は税関の公式情報で行ってください。
- 配送業者は通関手数料や立替手数料を独自に上乗せするのが通例で、ここには含まれていません。
- 米国には連邦の付加価値税がない一方、州の売上税・使用税が掛かることがあります。
最終更新日: 2026
本ツールの結果は一般的な目安としての概算であり、金融、税務、法律、医療に関する助言ではありません。数値は改定されることがあり、個々のご事情によっても変わります。重要な判断の前には、必ず記載されている公式の情報をご確認ください。
- あくまで概算であり、税務や通関に関する助言ではありません。免税基準や品目別の税率は変わるため、税関の情報で確認してください。
- 米国向けの輸入は関税こそ掛かりますが連邦レベルの付加価値税はなく、州の売上税などが別に掛かる場合があります。
- 配送業者の通関手数料や立替手数料は含まれていません。
監修 Vikas Dulgunde.