日本
住宅ローン計算
マイホームの購入を考え始めたとき、まず知りたいのは毎月の返済額ではないでしょうか。この計算機は、元利均等方式の住宅ローンについて、月々の返済額と完済までに支払う利息の総額を試算します。入力するのは借入額(物件価格から頭金を差し引いた金額)、年利、返済年数の3つだけです。計算の仕組みそのものは通貨に左右されないため、国の選択が決めるのは表示形式にすぎません。金融機関の見積もりが妥当かどうかの確認や、返済期間25年と30年を並べた比較検討にお使いください。
計算の仕組み
- 元利均等返済では毎月同じ金額を払い続け、最終回の支払いでちょうど残高がゼロになるよう設計されています。
- 毎回の返済額のうち、まずその月の利息が支払われ、残りが元金の返済に充てられます。
- 借入直後は残高が大きいため、序盤の返済は利息の割合が高く、終盤になるほど元金が速く減っていきます。
- この利息の前倒し構造こそ、繰上返済を早い時期に行うほど節約効果が大きくなる理由です。
- 総支払利息は、予定されたすべての返済額を合計し、そこから当初の借入額を差し引いた金額です。
M = P x r / (1 - (1 + r)^-n)
Pは借入額、rは月利(年利を12で割った値)、nは返済回数(年数かける12)です。利息で膨らみ返済で縮んでいく残高が、ちょうどn回目の支払いでゼロに到達するように、毎月一定の返済額Mを定めるのがこの式の役割です。Mにnを掛けてPを引けば、完済までに払う利息の総額が求められます。
- P
- 借入額。物件価格から頭金を引いた金額
- r
- 月利。年利を12で割った値
- n
- 返済回数。返済年数かける12
- M
- 毎月一定の元利合計の返済額
日本の住宅ローンによくある形
| 代表的な最長返済期間 | 35年 | 月々の負担を抑える目的で広く使われています |
| 頭金の目安 | 物件価格の1から2割 | 頭金が厚いほど借入額と利息は小さくなります |
| 全期間固定型の代表例 | フラット35 | 住宅金融支援機構と民間金融機関の提携ローン |
| 繰上返済が最も効く時期 | 返済の序盤 | 残高が大きいうちほど利息の節約幅が広がります |
計算例
200,000を年利4.5%、25年で借りた場合: 毎月の返済はおよそ1,111になります。25年間の総返済額は約333,000にのぼり、そのうち約133,000が利息です。金利を3.5%に下げると、毎月の返済額も利息もはっきりと軽くなります。
Key facts
- 元利均等返済の残高は、最後の1回の支払いでちょうどゼロになるよう逆算されています。
- 同じ200,000を年利4.5%で借りても、期間が20年なら利息総額は103,672、35年なら197,534と、ほぼ2倍に開きます。
- 年利4.5%の200,000を25年から35年に延ばすと、月々はおよそ165軽くなる一方、利息は約64,000増えます。
- 毎回の返済に占める利息の割合は初回が最も高く、回を重ねるごとに元金の割合と入れ替わっていきます。
Tips
- 決める前に25年と30年の両方で試算してみてください。短い期間は月々が重い半面、完済までの総額では大きく得をします。
- 頭金を増やすと借入額が減るだけでなく、融資率が下がって低い金利区分が適用されることもあります。
- 繰上返済が認められている契約なら序盤に行うのが効果的です。残高が大きい時期ほど、削れる利息も大きいためです。
- 固定期間が終わる前に、その後に適用される金利で再計算しておくと、返済額の急な増加に慌てずに済みます。
同じ200,000の借入を年利4.5%で期間別に比較
| 期間 | 毎月の返済額 | 利息総額 | 総返済額 |
|---|---|---|---|
| 20年 | 1,265 | 103,672 | 303,672 |
| 25年 | 1,112 | 133,498 | 333,498 |
| 30年 | 1,013 | 164,813 | 364,813 |
| 35年 | 947 | 197,534 | 397,534 |
よくある質問
元利均等返済ですか、それとも利息のみの返済ですか?+
元利均等返済です。毎回の支払いで利息を清算し、元金も少しずつ減らしていきます。利息のみを払う方式では残高が減らず、月々の負担は軽いものの、完済時に元金全額を別の手段で返す必要があります。
手数料や保険料は含まれますか?+
含まれません。表示されるのは元金と利息の中核部分のみです。事務手数料、保証料、火災保険料などは別建てでかかり、金額は金融機関ごとに異なります。
固定金利の期間が終わったらどうなりますか?+
この試算は全期間で同じ金利を前提としています。当初固定型や変動型では金利が動くたびに返済額が再計算されるため、新しい金利を入れて計算し直すと実態に合います。
返済期間は短いほうがよいのでしょうか?+
期間を縮めると毎月の返済額は増えますが、残高を抱える年数が減るぶん総利息は大きく圧縮されます。月々の負担増と長い目で見た節約額を天秤にかけて判断してください。
Things to watch
- 本結果は一般的な情報にとどまり、金融助言ではありません。実際の適用金利や審査条件は金融機関にご確認ください。
- 全期間同一金利を仮定しているため、固定期間の後に高い変動金利へ移る契約では、実際の負担が表示より重くなります。
- 事務手数料、保証料、火災保険料などは含まれておらず、契約全体ではまとまった上乗せになることがあります。
最終更新日: 2026-01-01
本ツールの結果は一般的な目安としての概算であり、金融、税務、法律、医療に関する助言ではありません。数値は改定されることがあり、個々のご事情によっても変わります。重要な判断の前には、必ず記載されている公式の情報をご確認ください。
- 本試算は一般的な情報提供であり、金融に関する助言ではありません。
- 手数料や保険料、当初期間終了後の金利変更は計算に含まれていません。
- 全期間で金利が一定であり、繰上返済や返済の一時停止がないことを前提としています。
監修 Vikas Dulgunde.